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2025年11月29日
韓国映画が好きだ。特にチョン・ウソン、ソン・ガンホ、イ・ジョンジェ、ファン・ジョンミンが出演している作品は、ほとんど観ていると思う。そうなると、自然と裏社会もの、クライムサスペンス、政治・政変を扱った作品が中心になる。
韓国映画の特徴としてまず感じるのは、とにかく展開がスピーディーなことだ。準主役級でも「あれ、今ので死んじゃった?」というほどあっけなく退場するし、見せ場ですらテンポよく進むので、ついていくだけで精一杯になることもある。
一方、日本映画はだいぶ趣が異なる。実写版の見せ場になると回想シーンやスローモーションを多用し、「ほら、ここが見せ場だ! 感動しろ! 泣け!」とばかりにクサい演出が前に出てくる。そのうえ、必然性のない女優が突然しゃしゃり出てきて、異様にヒーローを心配したり、とんでもない救出劇を演出したりすることもあり、観ていて興ざめすることがある。こうした傾向もあって、日本映画の実写は勢いを失い、現在はアニメ映画が主流になっているのかもしれない。
とはいえ、市場規模を見ると、日本映画――その6割をアニメ映画が占めているのだが――のほうが韓国映画より依然として大きいという事実は驚きだ。考えてみれば、アニメ映画は昭和のころから『はだしのゲン』や『銀河鉄道999』のように日本映画を牽引してきた。アニメに抵抗のある自分ですら幼少期にこれらを観ていたのだから、不思議ではないのかもしれない。
最近は、映画館で映画を観ること自体が少なくなった。Amazon や Netflix で映画を手軽に楽しめるようになり、そのテレビ画面も昭和では考えられないほど大きくなった。他の観客の咳払いやおしゃべりにイライラすることもない。コロナ禍で、家で映画を観る人が一気に増えたのではないだろうか。
韓国映画を観るきっかけになったのは、『シュリ』や『JSA』が見せてくれた圧倒的なスケール感と、映画とは思えないほどのリアリティだった。令和に入ってからなら『新しき世界』だろうか。昔は「韓国」といえば“近くて遠い国”というイメージがあったが、実際に訪れてみて、“近くて近い国”のひとつになった。隣国どうし、これからも仲良くやっていきたいものだ。
(すべて個人の感想です)


