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Aug 30, 2025
今年の夏の甲子園は地元・沖縄尚学高校の優勝で幕を閉じた。最後まで笑顔でいられるのは1校のみ。1校以外は全て敗戦を経験するという過酷な舞台だ。当然数々の熱戦が繰り広げられる。名勝負というに相応しい勝負も今年は多かった。もらい泣きしてしまった高校野球ファンも多かったのではないだろうか。
それにしても自宅から歩いて1分の場所にある沖縄尚学。練習グラウンドは東風平のはずだが、寮が近くにあるらしく、しばしば野球部員を見かける。夕暮れ横断歩道を渡ろうとする部員を認め、車を停車すると、必ず渡る前後に脱帽してお辞儀をしてくれる。こっちがお辞儀をしたくなるほど清々しい気持ちだ。こういう礼儀は厳しい運動部で鍛えられるもので、特に野球部は昔から礼儀も上下関係も他の部よりも厳しかったように思う。しかしそれが行き過ぎると暴力沙汰になり、昔は当然だった行為が昨今はむしろ外野がうるさく騒ぎ立てるようになる。そうなると世間の風も荒れ始め、穏便に済ますはずが辞退などという当事者以外をも奈落に突き落とす事態に発展するのだ。見ていて非常にやりきれない気持ちになる。
変わらないのは高野連。打ったら全身で喜びを表す方が若々しくて微笑ましいのに、塁上で喜びを爆発させると「高校生らしくない」という理由で制限する。今年は沖尚応援団の「チョンダラー」までケチがついた。どうかしていると思う。であれば、審判団の判定の精度を上げることや、まっ昼間に試合をやったりやらなかったりという大人の事情でブレまくる日程をなんとかして欲しい。
今年は出張中で決勝を見ることは出来なかったけど、地元を歓喜の渦に巻き込んだ沖縄尚学に心から感謝したい。同時に決勝に至らずとも熱戦を繰り広げた全ての高校球児に敬意を表したい。やっぱり高校野球っていいですね。


