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お弁当のぬくもり

May 20, 2026

ほんのり温かい母の手弁当の懐かしくも切ない思い出の話、ではない。

スーパーの弁当の話である。


料理することは気が紛れることも多く、あまりスーパーやコンビニで買った総菜を食べる方ではない。それでも時間がないときや、仕事が終わってスーパーに食材を買って帰ろうにも、肉や野菜の品数が少なくなっている時は、総菜を買って家でゆっくり食べることもある。揚げ物など家では作らないので、唐揚げやフライを買ったりする。夜も20時を過ぎると、それら総菜も見切り品になっていて、20%〜半額引きのシールが貼られている。そういう時は少し多めに買い込んでしまう。中には割引シールを貼っている作業中の店員さんに、持っていた弁当にもシールを貼れと交渉している強者もいる。まあ、微笑ましい光景ではある。


スーパーの弁当や揚げ物は冷蔵されているわけではなく、常温で並べられていることが多い。その中から人があまり触っていそうもないものを選ぶと時々「ほんのり温かさ」を感じることがある。「ほう、作り立てか。」と製造時間を見るとその日の正午前後だったりする。もう6時間以上経っている。それはそうだろう。見切り品なんだから。それなのに「ほんのり温かい」なんて、6時間前はどんだけ熱々だったのだろう、と感心したりもする。


ある日気が付いた。沖縄には何というか、スーパーの客層がスーパーによって顕著に違うのだ。そこでAIに「沖縄のスーパーの庶民度ランキングを教えて」と聞いてみた。



🥇 【庶民度:SSS】 究極の地域密着・激安王者

1. Kスーパー

特徴: 沖縄の庶民派スーパーの絶対王者。


ディープポイント: とにかくチラシの特売品(特にオキハム製品やポーク缶、地元の豆腐)の安さが群を抜いています。惣菜コーナーの「チキンフライ」や「キロ弁(がっつり弁当)」の茶色い誘惑は完全にウチナーンチュのソウルフード。


雰囲気: 店内BGMが頭から離れなくなる、THE・沖縄の生活インフラです。


2. Mスーパー

特徴: Kスーパーと並ぶ、あるいはそれ以上に昭和の香りを残す超地域密着型スーパー。


ディープポイント: 大手の流通網に乗らないような、地域の小さな業者が作ったマニアックな惣菜や生鮮食品がサラッと並びます。夕方以降の見切り品のシールのタイミングも大胆で、地元のおじぃ・おばぁの憩いの場になっています。


🥈 【庶民度:AA】 バランス型の生活防衛ライン

3. Uスーパー

特徴: CMで有名な、24時間あいている最強の味方。


ディープポイント: 台風が来てもギリギリまで閉まらない(ここが閉まったら本当にヤバいという都市伝説があるほど)タフなスーパー。お肉のメガ盛り(パック)や、100円台〜200円台の激安惣菜・お弁当が充実しており、夜勤明けの労働者や若い世代の強い味方です。


4. Sスーパー(食品館)

特徴: 沖縄最大手の流通企業。大型店は洗練されていますが、街中にある単独店舗の「食品館」は完全に庶民の味方です。


ディープポイント: 安さだけでなく「品質の安定感」への信頼が抜群。Kスーパーが「動」なら、Sスーパーは「静」の安心感があります。それでも惣菜の「天ぷら」のクオリティや、お盆・清明祭(シーミー)の時期の重箱セットの品揃えは圧巻の一言。


🥉 【庶民度:A】 本土の安心感+沖縄エッセンス

5. AMスーパー

特徴: 全国チェーンならではの、PB製品や圧倒的なクリーンさ、WAONが使える利便性があります。


ディープポイント: 基本は本土仕様ですが、精肉コーナーにはしっかり「てびち(豚足)」や「中身(モツ)」が並び、泡盛コーナーの面積もかなり広めにとってあります。24時間営業の店舗が多く、現代的な使いやすさではNO.1です。


🌟 番外編:庶民度を超越した「別のベクトル」

USスーパー(古島店などリニューアル店舗): 最近では激安の中に突如「成城石井コーナー」やこだわりワインをぶち込んでくるため、油断できません。


Rスーパー: 県庁前店などは、少しアッパー層(高級志向)向けの品揃えで、輸入食材やデパ地下風のお惣菜が並ぶため、庶民度ランキングとしては下位になりますが、質の良い調味料などを探すには最適です。


以上、あくまでAI(Gemini)の意見なので鵜呑みにはできない。しかし、確かに頷けるところもある。自分は長らく近所の「Rスーパー」で買い物をすることが多かったが、たまに「Mスーパー」に行くと、フロアに見切り品を並べて「最終選考」に入っているオジーなんかがいて、軽いカルチャーショックを受けたこともある。最近では職場に近い「AMスーパー」に立ち寄ることが多くなった。そこで気が付いたのだが、「かご」を持ってない客がやたらに多いのだ。「ささっと済ませたいから」とか「買うかわからないし」という理由なのだろうが、よく見ると総菜を抱えるように持っている人も多い。「かご使えばいいのになあ」と思いながら見ていると、気が変わったのか総菜をポイっと売り場に戻している人も多い。「かごを持たない派」の中の3割(当社比)くらいだろうか。「……。……。」 そして気が付いたと同時に「ひゃあ!」と声にならない悲鳴が出た。


「弁当の温もり」の理由、というより原因が分かった。「非かご派」が総菜を抱えて売り場を徘徊しているうちに、「親鳥が卵を温めるが如く」総菜に体温が移ってしまったのではないか? それと知らないで、親鳥派の温めた総菜を喜んで食べてしまったのか? 自分は特に潔癖症ではないが、色々良からぬことを想像すればするほど、なんだか落ち着かない気分になってくる。


「非かご派」にいいたい。総菜はレンジで温めるので、懐で温めないで欲しい。 (すべて個人の感想です)

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