• hiroyukikira

通関業者と英語

貿易に英語や多国語は必須だが、通関業者の英語力はどうだろう。

大手総合物流会社であればいざ知らず、通関専門の会社でおよそ外国語が堪能な担当者には会ったことがない。では「英語」は必要ではないのか。旧来の業務内容であれば「英単語」は必須であるが、「英会話」は必要なかった。しかしこれからの時代、それでは通関業者は

生き残れないだろう。INVOICEや成分表など辞書を使って調べる力があれば、通関業務で困ることはない。輸出入申告などをチェックする税関職員も旅具検査担当などを除けば英語が堪能な人は少数派だろう。英語圏以外からの貨物であっても通関書類は英文である必要があるが、単語の羅列だけなので、文章を読解する力は必要ない。



一方、フォワーダーやNVOCCで英語か他の外国語が出来ない人は見たことがない。荷役や通関担当以外の事務所スタッフは恐らく9割以上堪能な人が多いと思う。現地との連絡が必要なので当然だが、通関業者は現地とコミュニケーションする必要はないのか。荷主の立場からすれば専門的なやり取りを自分らに代わって通関業者が行えるのであれば、相当助かるだろう。しかし出来ないのでやらない会社が殆どだ。


通関業者は自らのスキルを磨いて業務範囲を拡げる努力を怠ってきた。簡単な仕事だけを請け負い、単発で儲からない仕事にはとても消極的だった。結果、フォワーダーと通関業者の給与レンジの差は歴然だ。


大手がリブランドやDXやICTだと活気づいているのに、自分たちの能力を磨かずに出来る範囲を卒なくこなすだけの通関会社は、価格競争に晒され品質を維持しつつもコストを極限まで削り、マーケティングや販売戦略に心血を注ぐメーカーや流通小売業者に比較すれば、甘っちょろい世界だと思う。長年通関業者を利用してきてそう思う。



しばしば学生から「語学を活かすために通関業に携わりたい」と相談を受けるが、語学を活かすなら(ロジスティーダジャパン以外の)通関業ではなく(当社比)、フォワーダーなど国際運送業者や商社、メーカーなどの方が活躍の舞台は大きいだろう。


ロジスティーダジャパンは従来型の通関業者を逸脱し、古い業界の慣例慣習を打ち破る攻撃的かつ戦略的な通関会社です。現在の通関会社に不満だったり、そもそも大きな期待を抱いていない場合(こちらが殆どだと思いますが)、ぜひご相談させて下さいませ。

目から鱗のサービスを提案させて頂きます。




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