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リーファーコンテナについて

リーファー・コンテナ (Reefer Container) は(特に低温の)温度管理が必要な食品やワイン、生花、化学製品、医薬品、美術品など(特に高温への)温度変化に弱い物品のための輸送用コンテナであり、常温のドライコンテナに次いで利用数が多いコンテナの種類の一つです。


B/Lなどには40’RFなどと表記されます。付設のコントロールパネルによって、内部温度が積荷に最適な温度帯となるよう設定することが可能であり、肉や魚などの冷凍食品は-20 ℃位、野菜や果物などのチルド品は10℃~0 ℃前後を維持することが可能です。

主には極低温専用・冷凍冷蔵兼用・冷蔵専用の3タイプがあり、輸送する貨物や必要な温度に合わせて選ぶことができます。


コンテナ内部には220ボルトまたは440ボルトの外部電力給電で稼動する冷却・保温ユニットを備えており、+30 ℃から-30 ℃程度までの温度管理が可能です。荷役用ドアは基本的には短辺片側に設けられているタイプがほとんどですが、積荷の特性や使用者の意向により、少数ながら補助的なサイドドアを設けたカスタマイズされたものも運用されています。


リーファーコンテナもドライコンテナ同様に、20フィート、40フィート、さらにハイキューブ(HC)タイプもありますが、日本国内では8 ft 6 in型が主流です。しかし昨今では道路交通法の規制緩和から、40フィートHCもだいぶ普及してきましたが、ドライ同様、搬出入口の高さには注意が必要です。



リーファーコンテナには温度を調節する以外にも、貨物温度を最適に保つための特殊な技術が使われているものがあります。そのひとつがCA(Controlled Atmosphere)コンテナで、コンテナ内に窒素ガスを充填し、酸素濃度と二酸化炭素濃度を調整しながら適切な酸素と二酸化炭素の濃度を維持することで、一定の低酸素環境下で青果物の呼吸代謝で発生するエチレンガスを抑制することができるため、青果物などの鮮度保存期間を延長することができるのです。


他にも「鮮度保持電場装置使用コンテナ」があり、コンテナ壁面に設置した専用シートと電源ユニットを接続することで、コンテナ内に特殊な電場状態を作り出すことによって、食品中の水分子同士の結合を抑制し、0℃以下でも水が凍らない過冷却状態を作り出すことができ、長期間の鮮度維持が可能となるものもあります。


コンテナ内壁は保温効率を高めるために断熱材を使用している分、ドライコンテナに比べ内寸は若干小さくなります。また、空気を循環させるためのダクトや、床面にも冷気が行きわたるように細長い溝が施してあるので、冷気が庫内をムラなく循環させることが可能です。



リーファーコンテナを運送(ドレージ)するためには当然シャーシにも電源が必要ですが、その電源を備えたシャーシをMGシャーシと呼びます。MGシャーシは出玉が限られているため、スポットではかなり早めに予約をしておく必要があります。また料金もGPに比べると倍近く高くなることもあります。また当然ですが、CYにも電源供給設備が必要でありコストも掛かるためにフリータイムが設定されていない場合が多く、デマレージも高いため、迅速な通関やCYからの保税運送が求められます。リーファーコンテナは海上運賃そのものも高く、最低でもドライの倍以上は掛かりますが、スポットでは予約自体が非常に難しいことが多いです。


ロジスティーダでもリーファーコンテナの手配を行っておりますが、スポットでは1ヶ月先まで予約が埋まっていることがあり、早めにオーダーを頂けるよう荷主様にお願いしています。












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