最近フランス車が熱いですね。プジョー、シトロエン、ルノーと次々に新車を発表しています。どのメーカーもSUVの出来は秀逸ですね。フランス車の魅力は何といっても石畳で鍛えられた足回りでしょうか。コシがあって柔らか。でもフワフワじゃない。シートも座り心地が良くて長距離でも全然疲れない。私も大好きです。
さて、輸入車の関税は何%でしょうか。当然0%ですよね。欧州車は日本国内の価格とEU圏内の価格がさほど変わらずEUでもBMWやメルセデスが大衆車、ということではないようです。一番売れている車は「大衆車」という社名通りフォルクスワーゲン、特にゴルフがいつも上位ですが、昨年から今年にかけてはルノー・キャプチャーの人気も凄いようです。日本での評価も高いですね。
それにしても欧州車のEV化の流れは凄いですね。どのモデルもEV仕様が用意されています。日本はEVよりもPHVに力を入れているため、すでにEV市場ではだいぶ後れを取っているようです。その原因は価格と日本の住宅事情にある気がします。高級車並みの価格で大衆車の車格じゃ富裕層の食指も動かないだろうし、何にしても日本の住宅事情じゃ充電も簡単じゃない。でも本気で環境問題に取り組むならEVを目指さないと政府が掲げる温室効果ガス排出目標はとっても達成できそうにありません。25年後なんて今の政治家は知ったこっちゃない、なんでしょうか。EV購入補助金よりもEV(PHV)充電用コンセントの設置補助金を大きく発しないと普及しないでしょうね。マンションにも設置を義務化するべきです。
常に政府は何をやるにしても本気度が低いですね。達成できなければ、責任を取って辞めればいいだけなのに、汚職やっても引きずり降ろされるまでポジションに縋り付く。職務を全うすることが責任を取ること、とか都合のいい言葉は聞いている方が恥ずかしくなります。かつてはサムライが治めていた国とは思えない情けなさです。そしてそれらの根本的原因は我々国民にもある気がします。マスコミの脚色に踊らされて流されて、面倒なことは政治家や役人に丸投げ。ネットの情報でうわべだけ知ったような気になるのではなく、自分で見て、自分の頭で考えて行動する時代だと思います。近江商人のように日本や世界中を駆け回って、もっと見聞を広げて自分自身の考えや嗅覚を信じたいです。そのためにも早くコロナの終焉を迎えなければならない。
連休中に国際通りを車で通るとマスクをしていない観光客がとても多い。沖縄に来て身も心も開放的になっているのでしょうが、ここに住む人の感染リスクを考えない、とても無責任な行動です。知事が中途半端に観光自粛を訴えないのも悪い。県民は自粛し、観光客がノーマスクで闊歩するのを見る限り、コロナ感染はまだまだ拡がっていきそうです。見聞を拡げるのも残念ながらまだ先になりそうです。
Comments