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  • hiroyukikira

流れを引き寄せる気と声

連日日本人の五輪での活躍に一喜一憂する毎日だが、試合の「流れ」という目に見えないものの不思議さに改めて驚嘆している。


特に顕著なのが卓球やバドミントンで、それまで拮抗していた試合が一気にどちらかに傾くことがある。「流れ」に「勢い」が加わり、点差があっという間に開くのだ。優勢の方は大きな掛け声を発し、劣勢側は無言で戸惑いの表情を浮かべる。いかにも大きな力が働いて、それが動かしがたい「運」と納得しようとする。


しかし凄い試合を見た。卓球のミックスダブルスで2-9まで追い込まれた水谷・伊藤ペアは大逆転でそのゲームをひっくり返し、次の試合も勝って準決勝に進出したのだ。そして最終的に金メダルまで取ってしまう。相手の「流れ」を止めて、「流れ」を引き寄せ、自分たちの大きな「流れ」を作ったのだ。



それはやはり「気持ち」や「気迫」や「気合」という「気」が流れを動かす力を生み出すのだろう。諦めない「気」、何としても勝つという「気」、弱い自分を鼓舞する「気」。

しかしそれは突然天から降ってくるものではなく、練習で造られ育て上げられるものであり、最終的にそれを呼び出すのは「声」じゃないか。もちろん日頃の鍛錬を怠り、ぶっつけ本番で声だけ出してもダメだ。世界最高レベルの技術と体力と経験があってこそ、最後には勝ちたいという気持ちが強い方が勝つ。


スポーツ経験者なら誰でも「声を出せ」と先輩に厳しく叱責されてきたはずだ。最近では無観客だからこそ選手の「声」がベンチからよく聞こえたりする。負けている時は声は出ない。声が出てないから負けるとも言える。しかしそこで自分がやってきたことを信じて、劣勢でも声を出すことで形勢を逆転することが出来る。東京五輪では改めて「声」の重要性を学ばされた。





ビジネスでも「声」は重要だ。メールに偏りがちなコミュニケーションを、電話やZOOMや対面にすることで、思わぬビジネスチャンスが生まれたりする。

自分の足で営業に行けば、相手に耳を傾けて貰えることもある。やはり声を届けることはビジネスの基本だ。


このような状況だからこそ、「流れ」を引き寄せる「気と声」を十分に発していきたい。(ブログだけど…)

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