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上海浦東空港の状況(2021年8月30日現在続報)

中国最大の貨物空港である浦東国際空港の全従業員を対象にPCR検査が実施され、陽性者は急造された専用病棟に即時隔離されているようだ。この隔離病棟は突貫工事で建設されている様子がネットで映されている。この対策の速さには目を見張るが、それだけ事態が深刻だとも言える。


同空港は20日からグランドハンドリング、税関、航空輸送サービスを停止している。中国の経済にも悪影響を及ぼしており、さらにこの影響は世界全体に拡がっている。上海の航空貨物事業関係者によると「貨物の配送と受け取り業務を停止、国際貨物路線も運休」との通知を受け取ったと言う。 現在も国際貨物路線が全て運休しており、国内線も80%が運休しているようだ。


この状態は航空貨物運賃にも影響を及ぼしており、太平洋やアジア経由の欧州路線は、8月に入ってからすでに20~40%上昇しており、浦東空港の感染拡大より更に上昇している。


日本航空は、この状況への対策として上海浦東空港と首都圏空港間で運航している旅客機貨物便の一部機材を大型化した。上海浦東の受託制限で貨物便欠航が相次ぐ中、日航の旅客便と旅客機貨物便は通常通り運航しており需要に応えた形だが、現在の需要はそれを遥かに超えるためにブッキングもままならず、事態は以前不透明なままで予断を許さない。



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