hiroyukikira2023年1月31日2 分原産地証明書の電子化は進むか原産地証明書(CO)発給手続きの電子化がようやく実現するかも知れない。現在はCITES同様、輸出者から輸入者に原本の送付が求められる中、今年の6月を目途に日インドネシアEPAに基づき両国間ではデータでの交換が可能となる。第三者証明制度でのデータ交換は日本初だが、政府はASE...
hiroyukikira2023年1月10日2 分インコタームズ・Eグループについて今回はインコタームズのEグループについてご説明いたします。 Eグループはグループと言ってもEXWの1種類となりますが、EX-WのWにはWorks(工場)であったりWarehouse(倉庫)の場合があります。いずれにしても輸出者の保管場所から出荷された瞬間から、輸入者に貨物の...
hiroyukikira2022年12月27日3 分インコタームズ・Cグループについて今回はインコタームズのCグループについてご説明いたします。 CグループにはCFRやCIFがあり、FOBと並んで最も多く使われるグループだと思います。他にもCPTとCIPがあり、全部で4パターンとなっています。誤解が多いのは、FCLやLCLの場合でもCFRやCIFを用いている...
hiroyukikira2022年12月6日4 分WMS導入後の失敗事例物流DXの旗頭としてAGVやAMRが脚光を浴びているが、UPDATEされたWMSを導入してこそのそれらであろう。しかしWMSを導入してみたものの、現場に浸透しなかったり、業務に即さなかったりで失敗を経験した方も多いと思う。WMSは導入するまではIT部門や物流部門の上層部がそ...
hiroyukikira2022年11月29日3 分インコタームズ・Fグループについて今回はインコタームズのFグループについてご説明します。 Fグループは輸出国で輸入者に危険負担が移行しますので、比較的輸出者にとって有利な条件と言えます。インコタームズの中で最も認知されているFOBもFグループに属します。Fグループは輸入者の手が届かない輸出国の港(本船上)か...
hiroyukikira2022年11月15日4 分IS - 蔵入承認について海外からの貨物を輸入する際に必要な手続きを輸入申告といい、業界ではIC (Import for Consumption)や直接輸入と言われています。IC は外国貨物を一般的な方法で輸入通関することを指し、外国貨物に対して関税と輸入消費税...
hiroyukikira2022年10月18日5 分輸入時の税関検査について通関の過程で避けられないものに当局による検査があります。植物防疫所や動物検疫所による検査もありますが、今回は税関検査について述べてみます。 輸入申告をNACCSで行うと、次の3つの区分のうちいずれかの判定がなされます。 区分1 簡易審査扱い(輸入申告後直ちに輸入許可)...
hiroyukikira2022年10月12日3 分EMSについてEMSとは郵便が提供する国際スピード郵便のことで、世界120以上の国や地域に30kgまでの書類や荷物を送れる国際郵便のサービスの一つであり、30kgまでの荷物なら様々な方法がある中で一番手続きが簡単であることから利用された方も多いと思う。...
hiroyukikira2022年10月4日4 分輸出入関係「他法令」とはモノを輸入する時には「関税法」・「関税定率法」・「関税暫定措置法」とは別に、税関以外の担当省庁の許可承認などが定められたものを「他法令」といいます。例えば、安全保障や国際条約などに関する「外国為替及び外国貿易法」(外為法)、食品・食器・幼児用玩具に関する「食品衛生法」、農産...